飛行機の男の子のこと
先週、飛行機に乗ることがありました。
自分の席に着いてしばらくすると、小さな男の子がCAさんに連れられて僕の席の隣に座りました。
声をかけてみると、小学2年生で、春休みを利用して、おばあちゃんの家に一人で行く予定とのことでした。
一人でエライねぇと言いながら、色々話をしました。聞くところによると、その子には弟くんがいるそうです。
その弟くんは、生まれつき心臓に病気があるらしく、お母さんが弟くんを看ないといけないため、一人で田舎のおばあちゃんの家に行くのだそうです。
すごくしっかりした几帳面な子で、メモ帳の1ページ毎に日付をふって日々の出来事を細かく書いていました。
(夏休みのページを見せてもらいました。)
その日のページには、飛行機の便数と出発時間、そして、おみやげを買う人のリストと個数が丁寧な字でびっしりと書いてありました。
恐るべし小学2年生。。
子供ながらにいろいろと大変なこともあると思います。
弟くんの回復を祈りつつ、うちの愚息に(あるいは自分にも)、彼の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいと思った午後の昼下がりでした。。