偉そう税
先日、大先輩から聞いた話。
携帯電話なんか無い、随分昔のことです。
あるところに独身寮があって、その寮にはいろいろな企業の従業員が住んでいました。
その寮には、電話が管理人室にしか無いのですが、その寮に電話して、住人を呼び出してもらおうとしても、管理人さんに「呼び出しは出来ない。そういうキマリだ。」とピシャっと断られるそうです。
ただ、ある企業のある人だけは、なぜか電話で呼び出してもらえるそうです。
なぜか。。
その人は、出張の時とかに、たまに”手土産”を管理人さんに渡していたそうです。
簡単なことです。 悪く言えば「袖の下」。
でも、自分だけ特別に良くしてもらったり、また、偉そうにするためには、なんらかの”税金”のようなものを支払うのが世の中のキマリなのだそうです。
その税金を払うこと無く、偉そうにしたり、自分だけ特別扱いしてもらおうとしても、そのうち誰にも相手にされなくなります。
あんまり考えたこと無かったですが、少し意識してみたいと思います^^