ゴッホの手紙
- 作者: ヴァン・ゴッホ,J.V.ゴッホ・ボンゲル,硲伊之助
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1961/05/05
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
小林秀雄の講演テープをいつも車の中で聞いているのですが、その中にゴッホの話が出てきます。
ゴッホは非常に沢山の手紙を書いた人で、とくに弟のテオには膨大な手紙を書いています。テオは、兄ゴッホを非常に尊敬していて、全ての手紙(自殺したときにポケットに入っていたメモの切れ端に至るまで)保存していたそうです。
小林秀雄は、その手紙を読まないとゴッホの絵はわからないと言います。
例えば、耳に包帯を巻いた有名な自画像が有りますが、あれは、ゴッホが自分の耳を切り落として、ハトロン紙に包んで女性にプレゼントした後の自画像だそうです(怖)
ゴッホはありとあらゆることを、包み隠さず弟に書いていて、その手紙は本になっています。
小林秀雄に言わせると、その手紙は告白文学の最高傑作だそうです。
そんで、最近は、その手紙の本を読んでいます^^